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男の裸体には欲情しない立場から、Freeを振り返ってみる。

 Freeを観終わって、僕の頭に浮かんできたのは、けいおんだった。
 コンペティションを一切拒否した話と、記録的成果に価値を求めた話。
 同じ部活モノのテーブルで比べてみると、やっぱりFreeは古臭い印象を受ける。
 コンペでの勝利という客観的な目標を掲げる話とは、やはり前時代にやり尽くされたプロットなのだな、と痛感させられた。

 日常系(価値を他者とのコンペに置かない)というメソッドの新時代性を、今更ながらFreeが浮き彫りにさせてくれた。21世紀初頭を席巻した「日常系」という方法論は、見比べてみると、やはり異質な何かだったのだな、と改めて思う。

 全体の形式から離れて、キャラクタの観点から観ると、やはりけいおんとの対比が面白い。
 出来上がったコミュニティへの異分子という意味では、メガネバッタ君に紬、あるいは梓が比される。
 オンエア途中から、もしけいおんで、紬や梓が劇中の異分子として話の流れに関わっていたら(梓に関しては、一時期ノイズとして話を掻き乱しかけたけれど、結局それは主題には昇格しなかった)…という視線でFreeを観ていたのだけれど、やっぱり、やんないで正解だったな、と思ったのが正直なところ。
 滲みったれた現実の柵から解き放たれたファンタジーだったからこそ、けいおんは輝いていたのだな、と実感した。

 と、故きを温ね新しきを知る、とは逆の、新しきを温ね故きを知る結果となった、僕のFree体験なのだけれど…おそらく商売的には成功するみたいだから、こういう、作劇的には参考に成らない話が二期以降も続いていくんだろうね。
 これに懲りた僕みたいな人は、観なければいいだけの話なんだろうけど。
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テーマ:Free! - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/09/26(木) 19:59:57|
  2. アニメ考察
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 総括。

 拍子抜け、というか、報われない話だなぁ…と嘆息。
 おちゃらけた最終回には落胆させられた。
 せめて中原姉と雪の下さんの関係に一応の結論を着けてくれないと、何のために視聴者は胸糞悪いストレスを甘受し続けたのか、意味が分からないよ。

 しかし…物語の語り部側の視点に、全く以て思い入れを重ねられない作品だと、諦めで他の要素を俯瞰して観るぐらいしか視聴態度を採れないんだけど…無理だな、これは。
 ヒキガヤ君に惹かれるものが無いと、面白さが何も産まれない。

 それだけコアで、限定された部分をピンポイントに描いて、作品を成立させている所は賞賛に値するのだろうけど、僕的には余り得るものはなかった。

 この作品が、ぼっち系の極北となるのか、マイルストーンとなるのか、で、僕の深夜アニメに対するスタンスも変わってしまいそうな気がする。

テーマ:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/06/28(金) 11:25:31|
  2. アニメ考察
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ジェネレイターガウル:物語的観点から

 ちょっと確認したいことがあって、見始めたジェネレイターガウル、二日かけて一気に視聴完走。
 久々に全部観返せたけど、やっぱり素晴らしい。

 作品の有り様を決定づけるものとして、その作品世界に於ける「愛」の価値とは如何に在るか?という観点で見た場合、この作品は「親子愛」という普遍的、かつ難しいテーマが深層を貫いていて、観ていて気持ちがいい。

 そもそも学園を舞台にした場合、性欲に直結する男女の恋愛を描かない物語には、非常に嘘臭さが漂ってしまうものだけれど、この作品は設定に拠って、その青臭い感情を回避してる辺りが非常に巧み。

 ワンクールものならば、こういう芯が通った作劇の作品を観たい。

テーマ:アニメ・感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/04/28(日) 21:31:46|
  2. アニメ考察
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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 総括

 これまでも、アニメに於いて様々な修羅場が描かれてきたけれど…修羅場らしい修羅場もないままで「修羅場すぎる」とは、何ぞやと?
 最後まで見た時間を返せ、と言わんばかりのタイトル詐欺に呆然とさせられた最終回だった。

 それはそれとして、振り返ってみてもテーマの消化不良は著しく、ワンクール通して残念さを払拭できないまま終わってしまった…

 そもそも序盤で主人公の在り方(生き様)がハッキリ規定されてしまっている以上、その「正義(倫理)」を揺るがす展開にならなければ「修羅場」足り得ない話なのに、そこまでは踏み込まずに、上っ面の萌えアニメのハーレムごっこやってたんじゃ、そりゃ面白くなる可能性を自ら摘んでいる様なもので…予想したよりも、面白みに欠ける結果に終わってしまった。

 しかし、出来の悪い本編とは別に、田村ゆかりの一種妖力にすら思える存在感は確かに在った。演技力とか、そういうテクニカルなものではない、セルフブランディングの極みとでも言うか。
 この作品が他より抜きん出た所が有るとすれば、偏に彼女と茅野愛衣の存在感のお陰に思える。

テーマ:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/04/01(月) 21:52:49|
  2. アニメ考察
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さくら荘のペットな彼女 総括

 終盤の廃寮展開で海月姫を思い出したのだけれど…海月姫では、住民たちは自らの能力を使って危機を乗り越えようとした。それが、そこまで積み重ねてきたエピソードを活かす正道だと思う。
 翻ってさくら荘。何故、空太たちは、芸術家らしく自らの能力を使って同級生の共感を得ようとしなかったのか?何故、署名などという凡庸で誰にでもできる手段を採らせてしまったのか。
 展開に甚だ疑問が残る。最後、宝の持ち腐れで終わった感が強い。

 芸術家=芸を以って人の心を動かす存在、ではなくて、芸(創作)が自らの虚栄心を満たすためだけの自己実現手段になっている辺りが、私的に最も共感できなかった点だ。

 シリーズ構成として失敗だったのが、一人だけ浮いてる脚本家が居たこと。
 他の脚本家が書くと、キャラクターが小賢しい。岡田麿里的なこまっしゃくれた嫌味が付加されている。その小賢しさが外連味として今風のドラマ性を高めるのだけれど、ただ一人、鴨志田回だけはそれが無い、直球で感情をぶつけるだけの単純で古いキャラの描かれ方をしているので、明らかに空気が違うのだ、この人の脚本回だけ。
 おそらくは、シリーズ構成に岡田麿里を起用した意図を汲んで、プロはプロらしい仕事を為したんだろうが、それに徹しきれなかった未熟な脚本家が一人居た、ということなんだろう。
 相当な才能を持つ天才以外は、餅は餅屋、ということを再確認した作品だった。

テーマ:さくら荘のペットな彼女 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/03/28(木) 10:18:39|
  2. アニメ考察
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