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さくら荘のペットな彼女 総括

 終盤の廃寮展開で海月姫を思い出したのだけれど…海月姫では、住民たちは自らの能力を使って危機を乗り越えようとした。それが、そこまで積み重ねてきたエピソードを活かす正道だと思う。
 翻ってさくら荘。何故、空太たちは、芸術家らしく自らの能力を使って同級生の共感を得ようとしなかったのか?何故、署名などという凡庸で誰にでもできる手段を採らせてしまったのか。
 展開に甚だ疑問が残る。最後、宝の持ち腐れで終わった感が強い。

 芸術家=芸を以って人の心を動かす存在、ではなくて、芸(創作)が自らの虚栄心を満たすためだけの自己実現手段になっている辺りが、私的に最も共感できなかった点だ。

 シリーズ構成として失敗だったのが、一人だけ浮いてる脚本家が居たこと。
 他の脚本家が書くと、キャラクターが小賢しい。岡田麿里的なこまっしゃくれた嫌味が付加されている。その小賢しさが外連味として今風のドラマ性を高めるのだけれど、ただ一人、鴨志田回だけはそれが無い、直球で感情をぶつけるだけの単純で古いキャラの描かれ方をしているので、明らかに空気が違うのだ、この人の脚本回だけ。
 おそらくは、シリーズ構成に岡田麿里を起用した意図を汲んで、プロはプロらしい仕事を為したんだろうが、それに徹しきれなかった未熟な脚本家が一人居た、ということなんだろう。
 相当な才能を持つ天才以外は、餅は餅屋、ということを再確認した作品だった。
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テーマ:さくら荘のペットな彼女 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/03/28(木) 10:18:39|
  2. アニメ考察
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ロボティクス・ノーツ 総括

 このアニメで私が一番好きだった点がロボ部のみんなの絡みで。飛び道具から常識人まで、振れ幅の大きいキャラクターメイキングは回が進む度に愛すべきキャラとして印象に残った。
 もし、話の主軸をロボ部再建に絞っていたなら、TARI TARIや氷菓なんかよりずっと魅力的な青春(部活)グラフィティが描けたんじゃないか?と思う。

 SFとしては、うーん…毎回の引きが絶妙で、「来週どうなるんや!?」と毎回期待させられたにもかかわらず、週を跨ぐと、何事も無かったようにローテンションに戻っている作風に何度ガッカリさせられたことか…やはり原作モノの花田大先生は鬼門としか。

テーマ:ロボティクス・ノーツ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/03/24(日) 09:13:18|
  2. アニメ考察
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さくら荘のペットな彼女 23話感想 : 廃寮騒動は案の定…

 卒業式を私物化して、さくら荘の存続を無理強いする、という流れだったけれど…

 美咲や空太が本気でさくら荘を存続させたいと願っていたのなら、卒業式でプレゼンするべきは、「自分たちが、さくら荘でしか表現できない素晴らしいクリエィティビティ」の唯一性であって、さくら荘で過ごした単なる楽しい思い出、ではないよね?
 そんな個人的な享楽体験に共感しろ、と言われても、直接関係のない一般生徒が賛同するのは無理があるよ。

 それに対する根拠として、「実は、さくら荘が羨ましかったのは僕だけじゃない」という生徒会長の発言があったワケだけれど…悲しいかな、この理屈を補強する描写を(少なくともアニメでは)あんまりやってこなかったために、「へ?」という唐突感を濃密に視聴者に与えてしまった。
 つまり、置いてけぼりです。

 一般生徒にとってのさくら荘とはなんだったのか?その特殊性の認識を視聴者に印象づけられていれば、ここは素直に納得行く良い台詞として物語のカタルシスが産まれたんじゃないかな?
 勿体ない。
 付け焼刃だけど、署名騒動辺りで何かそういうエピソードを挟めなかったものか…

 作品全体を通して、徹頭徹尾、さくら荘(空太)周辺から見える景色だけを描く、という方針が一貫していたのは、それはそれで良かった。
 だれど、クライマックスの根拠については描写不足だったかな。

 基本的に、どんな達者な脚本家を起用しても、プロットに妙味が欠けていたら面白くなり難い、という事実を再確認した回だった。

テーマ:さくら荘のペットな彼女 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/03/19(火) 20:21:59|
  2. アニメ考察
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アマチュアと商業作品との間に。

 果たしてアマチュアの文章と売り物になる文章とは何が違うのだろう?
 同じテキストにあって、商品訴求力を付加するためには何が必要なのか?

 最近、そんなことばかり考えていたのだけど…やっぱりエロスなんじゃないか?という結論に傾きつつ有る。
 面白い作品内容であることは大前提として、売る側の立場に立ってみれば、「売りたい作品、売れる可能性が高そうな作品」をチョイスする上で考慮するのは何だろうか?と想像するに、やっぱりエロスに訴える力の様な気がしてきた。

 最近で言うなら、例えばSAOを思い返すと、作品としては正直、後半はもうgdgdで、序盤の目新しさも陳腐に堕ちていたが、視聴者が欲しがるエロス、という意味では高レベルの訴求力を提示し続けていた。それが有ったればこそ、商業的に推されたのではないか、と思ったり。

 エロス、と端的に言っても、それは何も直接的なセックス描写ではなく、作品全体から漂う桃色のアトモスフィア。開こ透けなポルノじゃ逆効果で、むしろサブリミナル的に性的願望を刺激する、誘いのチラリズム。
 売る側が求めるのは、そういうナチュラルなセックスアピールではないか?
 これが無いとピックアップされない気がする。

 そんな意識を念頭にテキストを書く昨今です。

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

  1. 2013/03/09(土) 21:49:18|
  2. 創作検討
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